静夏堂

個人的考えのまとめ。主に音楽や本や映画とかアートとかについて

文章が上手くなるには?

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章が上手い、と自分は一度も思った事がありません。記事を上げる度に「こんなもんじゃないッ!」という歯痒さを覚えロッカーを蹴りたくなります。超欲深い理想屋特有の症状です。

が、書くこと自体には苦痛を感じません。書きたい事が溢れ出してタイピングが止まらないこともあり、スパッっと歯切れよく書き上げた時は思わずニヤリとしてしまいます。

文章は、どうすれば上手くなるか?。3大要素があります。

それは「発想」「論理」「表現」を強くすること。この3つさえあれば文章というのは出来て、逆に無いと成立しません。あとはこれらをどのように操作出来るか。

発想」は言うまでも無く、ふっと浮かんだ種であり初期衝動です。これが強ければ強いほど、どうしても外へ出したくなります。絵で言えばモチーフとラフ画です。

論理」はそれらを組み合わせてどう配置するか。構図の決定です。

そして「表現」は、着色となります。その色合いは正しく十人十色。たとえ同じ内容だろうが、イヤでも自分の色が出てしまいます。工作の時間に創った作品を廊下に展示しても、同じものが全く無かったように。なので、端から個性を押し出そうとする必要は無いのです。勝手に滲み出て来るのだから。

この3つの中で自分が特に身に付けなければならないと思っているのは、論理と表現です。発想は割とあり、奇抜な事を出せとなればいくらでも浮かびます。なので、多様な視点を今以上に持つこと。

文章を書くといえば文系イメージが強いですが、論理の素養は絶対必要です。自由に書いたら良いんだ、という幻想に取り憑かれがちの文学青年的アート系な人間は特に意識しないといけない。自分は以下の書で勉強しています。

論理トレーニング101題

論理トレーニング101題

 


表現はレトリックとも言われますが、装飾です。比喩や語感などその人のカラーが如実に現れます。これは、ガチガチに理屈まみれな温もりの無い文章を書きがちな合理主義的理系が特に意識すべき点です。『レトリック感覚』という本は小難しいですが、参考になります。

レトリック感覚 (講談社学術文庫)

レトリック感覚 (講談社学術文庫)

 

思えば、文章だけでなく、日頃の会話にも当てはることです。

長すぎる文章というのは、あまり褒められたものではありません。余計な事が脂肪のようにくっついてしまい、主旨と反したものとなってしまう。なので、3千字のモノは2千字に、2千字は千字にと極力縮める意識が必要。そうすれば、スマートな文章になります。

そして公にする以上、独りよがりなものになってはいけない。本ブログは、日頃の自分の考えをまとめる文章修練の場として使っていますが、やはり読者様の姿が優先としてあります。

以下の名言は、心にいつもあるべき3原則です。

難しいことはわかりやすく

わかりやすいことは面白く

面白いことは深く

 

最後に最も重要なこと。それは、コツコツと本気で続けること。何事もそうですが、全てはこれに尽きます。文章を書くことは筋トレと同じです。また何度も読み返して修正を行う。『小説家を見つけたら』という映画には「書く時は身体を使え、推敲の時に頭を使え」といった台詞がありますがその通りです。そして書き上げたら、次に活かす。

もう1つ、忘れがちだけど重要なこと。5分に1回は保存することです。指が無意識にショートカットを押しているのが理想です。共に頑張りましょう!

文章読本さん江 (ちくま文庫)

文章読本さん江 (ちくま文庫)

 

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